コンピュータビジョン
画像などの視覚情報から、物体の3次元形状や、表面状態、物体の材質などを推定する画像処理の方法を考えます。
画像などの視覚情報から、物体の3次元形状や、表面状態、物体の材質などを推定する画像処理の方法を考えます。
新しい撮影技術とコンピュータによる計算を組み合わせることによって、従来のカメラでは撮影できないような新しい画像を撮影する方法を考えます。
光がシーン中をどのように伝播してカメラに届いているのか、その過程を元に、シーンの情報を光学的に計測する方法を考えます。
カメラで撮影した画像から、シーンの3次元構造を学習し、別のカメラ位置からの画像をレンダリングすることができます。これによって、カメラを置くのが難しい位置からでも画像を撮影することができたり、バーチャルに空間を移動する表現が可能となったりします。動画は、研究室内を撮影・復元したものです。
キーワード:NeRF, 3DGS, フォトグラメトリ, 自由視点画像生成
関連科目:コンピュータグラフィクス応用
物体を撮影した画像から、物体の3次元形状を推定することができます。特に、透明な物体や、ミラーのような物体は、表面そのものが見えているわけではないので、画像から形を図るのが難しいとされています。そのような物体でも、深層学習のテクニックを応用すれば、3次元形状を復元することができるようになります。動画は、透明な物体の3次元形状を復元した結果です。
キーワード:NeRF, Neus, Neural-SDF, Shape form X
関連科目:画像情報処理2, コンピュータグラフィクス応用
普通のカメラでは、普通の画像しか撮影できません。ハイスピードカメラを用いても、光を止めてみることはできません。しかし、ピコ秒単位の超高速イメージングでは、光を止めて、光そのものが伝播していく様子を撮影することができます。動画では、光が手前から奥に伝播していく様子がとらえられています。
キーワード:Transient イメージング, SPAD センサ, Time-of-Flight, LIDAR
関連科目:画像情報処理1, 画像情報処理2
高速な振動を 60fps などのビデオで撮影しても、振動を見ることはできません。ですが、撮影の仕方を工夫すると、高速な振動もカメラで撮影できるようになります。動画では、440 Hz の音叉が振動する様子を、普通のビデオカメラで可視化したものです。見かけ上、スローモーションで撮影できていることがわかります。
キーワード:Visual Vibrometry、Visual Microphone、標本化定理、エイリアス
関連科目:デジタル信号処理
研究室のメンバーは、様々な学会で発表しています。他の業績や詳細は 業績リスト をご覧ください。
物体が放射する遠赤外光の偏光を手掛かりに、様々な材質の3次元形状を計測します。[Image and link to appear.]
物体が放射する遠赤外光だけを手掛かりに、物体までの距離を計測します。
壁に反射する光をもとに、その先に隠されたシーンを可視化します。
遠赤外の光の伝播を元に、物体の形状復元やシーンの理解を行います。
光の伝わり方の違いから、見た目では区別がつかないような物体の材質を推定します。
光が透過してしまう物体でも、形状を正しく計測します。
物体内部の様子を鮮明に撮影します。