メディア情報コースでは,画像処理・コンピュータグラフィックス・音声音響情報処理の3つの研究分野を柱にメディアデータの分析,生成,加工,認識する情報処理を習得し,マルチメディアを利用する新たな技術を開発することにより,便利で楽しく快適な社会の実現を目指します.
画像情報処理 |
コンピュータグラフィクス |
音声音響情報処理 |
画像・映像情報を変換・加工・解析・認識するための基本技術から応用技術まで幅広く学びます. |
モデリング・レンダリング技術,アニメーション制作および映像コンテンツ制作方法など最先端のコンピュータグラフィックス分野で用いられている実践的な技術を学びます. |
人間の聴覚特性や仕組みについて理解したうえで,音声信号や音響信号をコンピュータで処理するための基礎技術から応用技術まで幅広く学びます. |
履修の注意点
コース固有の実験科目では、講義で学んだ内容を実際に PC を用いてプログラミングすることで、より深くメディア技術を理解することを目指します。
メディア実験 1 では、OpenGL を用いたコンピュータグラフィックスの実装や、フィルタ処理などの基礎的な画像処理手法を経験します。カリキュラムツリーにもあるように、この科目は「画像情報処理1」と「コンピュータグラフィックス」の講義で学んだ内容を実装します。
メディア実験 2 では、Unity を用いて CG コンテンツを対話的に操作する VR アプリケーションの開発や、マイクから入力した音声データを PC 上で処理するプログラムを作成します。この科目は、「デジタル信号処理」と「音声音響情報処理1」で学ぶ内容を実装します。
従って、上記4科目は履修を強く推奨します。また、より発展的な内容として、「コンピュータグラフィックス応用」「画像情報処理2」「音声音響情報処理2」「パターン認識」といった科目があります。これらの科目も卒業研究や大学院での研究ときわめて密接に関連することから、強く履修を推奨します。推奨と書いていますが、必須と考えたほうがよいかもしれません。
研究室に配属されたら、卒業研究に集中して取り組めるよう、3回生までに卒業研究以外の必要単位は揃えるように履修を進めてください。