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B-splineによる画像モーフィングとその改良

B-spline関数を用いたワーピング手法は変形目標形状と実際の変形結果に多少の誤差を含有するものの, 自然で滑らかな形状変化が可能な非常に有用なワーピング手法である. また,このワーピング誤差低減手法としてmulti-level B-spline変換があり, この手法により自然さ・滑らかさを保ちつつ,誤差の低減が実現された. しかしその反面,ワーピング誤差の低減に伴い従来のB-spline変換に比べ必要となる計算量も大幅に増加し, これが使用上のボトルネックとなっている.
本研究ではこれらの問題を考慮し,誤差低減の必要性が高い個所においてのみ重点的な誤差低減を図るとともに, 変形対象に合わせてワーピングの曲率を自動調整して適切な領域におけるワーピングを実現することで, 処理の高速化と見た目の自然さの向上を両立させた. 以下の図1では図中の黒丸印を白丸印へと移動させるワーピングを行った.



図1 ワーピング曲率の自動調整


図2 変形領域の削減



関連研究発表:
1. 瀬尾昌孝, 陳延偉, “適応的格子法と部分変形法を用いた高速で自然なMulti-level B-spline変換”, 日本知能情報ファジィ学会誌, Vol.23 No.2, pp.74-86, (2011.4).
2. Masataka Seo, Yen-Wei Chen and Hiromatsu Aoki: “Automatic Transformation of ”KOGAO” (Small Face) based on Fast B-spline Approximation,” Journal of Information Hiding and Multimedia Signal Processing, Vol.2, No.2, pp.192-203 (2011)

 

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