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Research


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食事画像の自動認識と食事ログの自動作成システム

 近年,食生活の乱れや健康的な生活意識の向上に伴い食生活の管理が必要となっているため,本研究は,複数食品を含む食事画像から画像処理技術を用いて食事内容を自動認識し,食事ログを自動作成することを目的としている. 携帯電話のカメラ機能を用いて撮影された食事画像を用いることで,よりユーザに身近なシステムの構築を目指している. なお,本研究では立命館大学びわこ・くさつキャンパスの学生食堂の食品を対象としている. はじめに食品の乗っている食器が円形であることを仮定し,円形を検出するハフ変換を用いて食事画像から含まれている食器を検出することで,複数食品の自動認識を可能とした. 更に食器の置く向きが一定でないという問題を解決するために,SPINと呼ばれる円形分割を用いることで回転に不変な特徴量を抽出し,食品認識に用いている. また,認識結果から食事内容や摂取エネルギー・栄養素を記録する食事ログを作成することで,自らの食事状況を確認でき,食事管理に役立てることを可能とした.




関連研究発表:
1. 和澄南,鶴貝陽平,韓先花,陳延偉,“SPIN特徴量を用いた食事画像の自動認識と食事ログシステム構築”,平成22年電気関係学会関西連合大会 (2010年11月)
2. 和澄南,鶴貝陽平,韓先花,陳延偉,“SPIN特徴量を用いた食事画像の自動認識と食事ログシステム”,パターン認識・メディア理解研究会(PRMU),信学技報,Vol.111,No.47,pp.93-98 (2011年5月)

 

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